ニッポンの家はエライ!日本家屋の屋根を科学する!

日本家屋の優秀性は、古くから世界中に知れ渡っています。むしろその優秀性を知らないのは日本人自身かも知れません。土台部分の基礎からはじまり、家屋のてっぺんの屋根に至るまで、それはまるで科学技術の集合体といえるほど。
さてこのサイトでは、日本家屋の中でも、あまり伝えられて来なかった「日本家屋の屋根を科学する」というテーマを中心に、屋根に関するさまざまな検証と情報発信を行い、同時に「日本家屋」や「木材」の特性についても掘り下げてご紹介していきます。
日本家屋の屋根の象徴といえば「瓦屋根」。そこまで知っている人は少ないと思いますが、通気性、断熱・耐熱性、遮音性、耐久性・強度、防水・撥水性など、どこをとっても、他のどんな屋根材よりも素晴らしい性能を発揮しているのです。
一例として紹介すると、通気性に関していえば、瓦は1枚ずつ重なりながらもわずかずつの傾斜の中で隙間を構成して敷きつめられています。そのため瓦屋根には空気が自由に出入りできる空気穴のようなものができ、屋根裏にこもった熱気や湿気を、後ろからきた空気が外へ追い出すという性質をもっています。屋根全体を涼しく調整して、自然換気のようなシステムを完成させているのが日本瓦の屋根なのです。